乗馬用ズボンキュロットの失敗しない選び方5つのポイント
この記事の目次
乗馬用ズボンキュロットの選び方・失敗しない5つのポイント
乗馬用ズボンキュロットの選び方・失敗しない1つ目のポイント ー 足首タイプでの選び方
キュロットには2種類のズボンがあります。
マジックテープなど足首部分には
何も無い「ジョッパータイプ」で、
マジックテープで足首を止める「ブリーチタイプ」です。
乗馬用キュロット ー ジョッパータイプ
ジョッパータイプはズボンの裾と同じで
足首の部分をとめるマジックテープなどはついていません。
乗馬用ショートブーツを着用する場合は
裾をブーツの外に出して着用することが可能です。
乗馬用のロングブーツを着用する場合は
裾をうまく折り込めば履くことが可能です。
乗馬用キュロット ー ブリーチタイプ
ブリーチタイプは裾をブーツの中に入れて着用します。
乗馬用のロングブーツを着用する場合はとても相性のよいタイプとなります。
ショートブーツを着用する場合もマジックテープで裾を締めて着用することも出来ます。
ただしその場合はブーツとキュロットの間に砂や小石などが入ってしまう事があります。
この場合は上からチャップスなどを使用する事で
回避することが出来ますので安心してください。
※ジョッパータイプだと裾上げが普通のズボンと同じで比較的簡単に出来ますが、
ブリーチタイプですとマジックテープなので裾上げが複雑になってしまいます。
海外の既製品だと裾が長すぎてしまう場合や
子供の成長に合わせて購入しその都度調整したい場合は
裾上げが簡単なジョッパータイプが非常に便利ですよ。
乗馬用ズボンキュロットの選び方・失敗しない2つ目のポイント ー 尻革・ヒザ革・共布の選び方
乗馬用ズボンであるキュロットは鞍と密着するヒップ(尻)と
内股部分に革を当ててあるかどうかで3種類にタイプが別けられます。
またほとんどのキュロットの革部分は合皮スエードを利用している場合が多く、
鞍の上でのグリップ力があり騎乗中に姿勢が非常に安定します。
最近は革部分の素材もゴムや特別素材などを利用するブランドも登場しています。
乗馬用キュロット ー 共布タイプ
共布タイプはキュロットと同じ生地を膝の内側に当てたタイプとなります。
膝部分が擦れてしまっても2重になっているため穴が空いてしまい
皮膚を傷つけることはありませんが、
布地のため鞍へのグリップ力はありませんし、
逆に滑りやすい感覚になってしまうかもしれません。
乗馬用キュロット ー 膝革タイプ
膝革タイプは膝の内側部分に革を当てたタイプとなります。
乗馬用キュロット ー 尻革タイプ
乗馬用キュロットの尻革タイプは
ヒップから膝の内側にかけて革を当てたものとなります。
鞍との接地面が一番大きいため
騎乗している最中はかなり安定しやすいタイプとなります。
どのタイプがいいかはあなたの好み!
ほとんどの騎乗者は
鞍との接地面が一番多く騎乗中に滑りにくい尻革のキュロットを選ぶ方が多いです。
ただし肌に触れる革素材(ゴム素材なども)などが苦手なかたは
共布のキュロットをあえて選択しています。
初心者は騎乗中姿勢を安定させた方が良いので
尻革タイプをお薦めします。
乗馬用ズボンキュロットの選び方・失敗しない3つ目のポイント ー 色
乗馬は女性の憧れのスポーツでもありますよね。
色々と素敵なイメージがあると思います。
自分のイメージに合った
乗馬用のズボンを購入しスタイリッシュかつファッショナブルに格好良く
乗馬したいと思う方は沢山いるかと思います。
ぜひ思いっきり楽しんでいただきたいと思います♪
ただし、
白やベージュなどの明るい色のキュロットは初心者の間はやめておきましょう。
初心者はブラックをお薦めしますよ。
なぜなら、
白や綺麗な色のキュロットだと汚れが目立ってしまうからです。
乗馬を経験している方は全員同じだと思いますが
初心者の期間は格好良く乗れません(笑)
馬に乗る事さえもがきます。
そして馬の上に乗っているだけでも必死です。
鞍にお尻をぶつけたり
どこかに擦ったりして黒いシミや汚れが付いてしまう可能性が高いです。
このような汚れやシミは洗っても落ちにくいため
ブラックを選んでおけば目立たなくてすみます。
ブラックの場合は、
砂などで白く汚れてしまう場合がありますが
砂なら洗濯機で簡単に落ちますから心配ありません。
少し慣れたら、
ホワイトや明るめの色のズボンを購入してみると安心できると思いますよ。
初心者を脱するまで楽しみにしておきましょう!
乗馬用ズボンキュロットの選び方・失敗しない4つ目のポイント ー サイズの選び方
乗馬用キュロットのサイズの選び方は非常に重要です。
実際のサイズよりも小さいと窮屈になってしまいますから、
それが影響して動きが鈍くなってしまう事もあります。
逆に大き過ぎてしまうと
ぶかぶかで非常に格好悪くなってしまいますよ。
ピッタリサイズかもしくは若干大きめのサイズを選ぶ事をお薦めします。
ただしブランドによって基準なども違ってきますから注意しましょう。
キュロットでサイズを測る際には以下の3箇所
乗馬用キュロットで必要なサイズは以下の3箇所となります。
A.ウェスト
B.ヒップ(ファスナー止まりの位置)
C.股下(内股のあわせ~裾)
※乗馬用キュロットは伸縮性があるので寸法から約3センチほど伸びがあります。
その他の乗馬ウェアのサイズ選びに関してはこちらから
乗馬用ズボンキュロットの選び方・失敗しない5つ目のポイント ー シルエットでの選び方
乗馬用ズボンキュロットにはピッタリタイプとゆったりタイプが存在します。
ぴったりタイプ
ぴったりタイプはよく伸びる生地で体にぴったりフィットするタイプのキュロットになります。
ぴったり体にフィットしますので鞍との密着感は良く
騎乗中良い姿勢を保ちやすくなります。
ぴったり体にフィットするので体のラインが出てしまい
最初の頃は抵抗感があるかもしれませんが現在のライダーの多くはぴったりタイプを履いています。
ゆったりタイプ
ゆったりタイプは乗馬用ズボンに折り目(タック)が入っているタイプです。
腰周りがゆったりとしたシルエットになります。
あまり体のラインを出したくない方や
ベテランライダーに好まれて着用されています。
最後に
乗馬用ズボンキュロットは決して安くはありません。
後悔したくはありませんよね。
ぜひ5つのポイントを参考にして頂ければと思います。
せっかく馬に乗るなら
格好良くそしてスタイリッシュにです!